【職業】ゲームプログラマーになるには?年収は?
AIに仕事が奪われる時代が来るといわれているなか、IT・AI化を進めていく側の職業は、この先なくならない仕事ともいえます。
そこで今回は、『ゲームプログラマー』という職業をご紹介します。
ゲームプログラマーってどんな仕事?
ゲームプログラマーとは、IT技術者の「プログラマー」の一種です。
1つのゲームを作るためには、ストーリーやシナリオを考える人、デザインを作る人、音楽をつける人といったさまざまな役割を担う人が携わっています。
その中で、ゲームプログラマーは、ゲーム開発のときに、いつ、どこで、何を、どのように動かすのか開発言語を使ってプログラムを組んでいく仕事をしています。
仕事データ
- 勤務時間:1日9時間くらい(忙しいときには残業もあり)
- 休日:基本は週休2日(ゲーム発売前後には休日出勤もあり)
- 必要な資格:なし
必要な資格について
ゲームプログラマーなる為に必要な資格や学歴は、特にありません。
ただし、プログラミング言語などパソコンの専門的な知識やスキルを求められます。
その為、多くのゲームプログラマーは、独学ではなく大学の情報系学部やIT系専門学校でプログラミングスキルを身に付けてから就職していきます。
ゲームプログラマーの年収は?
ゲームプログラマーの年収は、300~1000万円といわれています。
給料は就職先にもよるので、大手のゲーム会社やゲーム制作会社など規模の大きい会社に就職できれば、それだけ多くもらえます。
また、経験やスキルに大きな影響を受けるので、制作実績も重視されます。
こうやって稼ぐ
ゲームプログラマーは、普段はゲーム制作会社などでプログラマーとして働いています。
現在では、仕事が休みの日に個別の案件を受注して副業をする人が増えているようです。
ゲーム以外にも業務改善のツールを作ったり、教育事業で教育用のハードウェアやソフトウェアを制作するなどして稼いでいる人もいます。
どんな人がゲームプログラマーに向いている?
まず、必要な要素は、ゲームが好きな人です。
好きなものに関わることが仕事のモチベーションになります。
プログラムでは、理論的な開発ができていないとエラーを起こしてしまうので、イメージ通りの動作が実現できません。
なので、論理的に物事を考えられる人が向いています。
また、意外なことに面倒くさがりな人というのもプログラマーの素質があります。
この論理的思考力を鍛える際には、NLP学び方ガイド様の「誰にでもできる論理的思考(ロジカルシンキング)の鍛え方5選」という記事が参考になります。
なぜなら、面倒なことは自分でやらずにコンピューターで自動化できないかなと考える人は、効率的なプログラムを作ることができるからです。
まとめ
ゲームプログラマーは、その専門性の高さからプログラマー人口が少なく、1人あたりの作業量が多くなって、「残業が多い」「体力的にキツい」というイメージがありました。
しかし近年では、プログラマー人口も増えてきており、プログラミングに使用するツールも進化してきたこともあり、生産性が上がってきています。
それこそ、仕事の大半をAIに作ってもらい、ゲームの面白さや人間の感性によるところを調整したり、AIが作ったゲームの修正するような働き方に置き換わっていくのかもしれません。
オンラインプラットフォームでも仕事ができるので、在宅で作業ができたり、年を取ってもできる仕事になってきています。
総合的に見てみると、今後の成長が期待できる分野であることは間違いありません。
また、ゲームプログラマーへの就職や転職を考えている方は、すべらない転職様のゲームプログラマーへ転職する方法とは?転職難易度や将来性は?という記事を参考にしてみてください。