【職業】美容師になるには?年収は?
今回は、AI にとってかわられることなく、10年後もなくなる可能性が低い職業を紹介していきたいと思います。
第1回目は『美容師』です。
常に時代の流行りをキャッチし、お客さんの顔や骨格にあった髪型を作り上げる技術とサロンで気持ちよく過ごしてもらうための接客術が求められる美容師の仕事は、AIにできるものではありません。
美容師ってどんな仕事?
美容師は、昔から「手に職」の代表的といえるような特別な技術の仕事です。
しかし、ただ「こういう髪型にしてほしい」「流行りの髪型にしてほしい」「自分に似合う髪型にしてほしい」といったお客さんの要望通りに髪を整えるだけというわけではありません。
実は、お客さんの髪質や顔立ち、普段の服装や生活スタイルなどを細かく聞き取りながら、その人ひとりひとりに1番に合う髪型を提案しています。
そのため、技術だけでなく、お客さんや周囲のスタッフとコミュニケーションをはかって、きめ細かなサービスを提供する必要があるのです。
仕事データ
- 勤務時間:1日6~12時間(予約次第。合間をみて休憩をとる)
- 休日:週1~2日(予約状況をみてまとめて休暇をとることも)
- 必要な資格:美容師免許(国家資格)
資格について
美容師免許は独学では取れません。
美容師専門学校を卒業し、筆記と実技の国家試験を合格することで取得できます。
また、美容師免許の他にも「色彩技能パーソナルカラー検定」などがあるとお客さん1人1人にあった似合う髪色を提案しやすく、スキルアップにつながります。
さらに「福祉美容師」の資格があれば高齢者施設などへの訪問美容もできます。
美容師の年収は?
年収は200~600万ほどと幅があります。
有名店のカリスマ美容師やオーナーとして多店舗を経営する人はもっとたくさん稼いでいる人もいます!
こうやって稼ぐ
美容室に限らず、ヘアメイクアーティストに転職する人もいます。
写真館などヘアメイクが必要な業種とタイアップしたお店を経営する。
最近は、「カラーリング専門店」「カット専門店」など目的をしぼって回転率を上げるお店も増えています。
どんな人が美容師に向いている?
美容師を目指すなら、まずは明るく元気に挨拶ができる人が向いています。
技術は、努力と経験で身につきますですが、基本的に人と話すのが好き、おしゃれが好きという要素を持っていると強みになるでしょう。
この記事のまとめ
美容師は、お客さんと会話から普段の様子やライフスタイルを知り、「忙しそうだからセットがしやすいほうがいいかな」といったことを考えながら髪型を整えるお仕事です。
これができるのは、人間だから。
将来もAIにとってかわられる可能性は低いでしょう。