レンタルサーバーのスペック確認【技術・補助機能も比較ポイントです!】
Web制作に不可欠なのが、レンタルサーバーです。
しかし、レンタルサーバーは、運営する会社やプランが多すぎてどれを選べばいいのか迷ってしまう方もいるかと思います。
そこで今回は、レンタルサーバーのスペックをはじめ、技術・補助機能など比較すべきポイントを押さえていきます。
レンタルサーバーのスペックで確認する項目
レンタルサーバーのスペックにこだわることは、安定的な稼働やWebサイトの表示速度にも繋がります。
確認すべきレンタルサーバーのスペックは、下記の3つです。
- メモリ・CPU
- ストレージ
- 転送量
それぞれについて、詳しくまとめていきます。
メモリ・CPU
メモリは、データを一時的に記憶する積載スペースです。
CPUはデータを処理する役割を担っており、1.8GHzや2,4GHzといったクロック周波数、6コアや8コアといった、コア数でスペックを確認することができます。
ですが、レンタルサーバー会社によってはこれらのメモリ・CPUの数値を非公開にしている企業もあります。
ストレージ
ストレージは、データの読み込みや書き込み(保存)を行う補助記憶装置です。
データを保存できる容量や処理速度は、このストレージの性能によっても大きく変わってきます。
今まではストレージにHDDが使用されてきましたが、現在はより高速対応ができるSSDが使用されているサーバーがほとんどです。
容量に関しては、サイトを運営する数にもよりますが、100GB以上を選んでおきましょう。
転送量
データ転送量とは、サイトが表示される際、サーバーから閲覧者に転送されるデータサイズの合計量のことを示します。
レンタルサーバーのデータ転送量は、アクセスに負荷がかからないよう1日あたりや1ヶ月あたりでの上限が決まっている場合があります。
安いレンタルサーバーでも30GB/1日と多めに設定しているところが多いので、余裕を持って運用できます。
また、エックスサーバーなどの場合だと転送量の制限がないので、気にせず運用することが可能です。
その他に比較すべきポイント
レンタルサーバーを選ぶ際には、他にも比較すべきポイントがあります。
それが、この3つです。
- キャッシュ機能
- マルチドメインの対応
- 複数データベースの対応
こちらも詳しくまとめていきます。
キャッシュ機能
キャッシュとは、「貯蔵所」を意味しており、表示したWebのデータを一時的にコンピュータに保存する機能です。
次に同じWebページを閲覧したときに、インターネット上のデータではなく保存されたデータを参照することですばやく表示できます。
マルチドメインの対応
マルチドメインとは、1つのレンタルサーバー契約の中で複数のドメイン(サイト)を作成できる機能のことです。
サーバーによっては、このマルチドメインに対応していない場合もあるので、複数ドメインを使用する場合には注意が必要です。
複数データベースの対応
データベースは、WordPressを使用する場合などに必要なものです。
基本的に、1つのサイトに1つのデータベースを割り当てます。
複数のサイトを作ろうと考えているなら、このデータベース数やデータベースユーザー数にどれだけ制限があるのか、事前に確認する必要があります。
おすすめのレンタルサーバーについて
各レンタルサーバーのスペックや機能は、プランによってもまちまち。
安いプランで高スペックなCPUを搭載していても、メモリ容量が少ないとサーバーダウンなどといった不具合につながる場合があるので、要チェックです。
あまりサーバーについて詳しくない場合には、値段やスペックからエックスサーバー、ConoHa WINGの2つをおすすめします。
また、これら以外でおすすめのレンタルサーバーやその特徴使については、こちらの「【2024年最新版】おすすめのレンタルサーバーを紹介【5つの軸から選びましょう!】」という記事を参考にしてみてください。