サイト設計の型を紹介【考え方も紹介します!】
サイト設計は、Webサイトの制作やマーケティング方針を決める上では、重要な項目になります。
このサイト設計がうまくいっていないと、Webサイトがうまく活用できなくなってしまいます。
サイト制作やリニューアルを行う場合、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
サイト設計の型を紹介
サイト設計には、いくつかのパターンがあります。
ですが、基本的にはサイトの内容によってある程度の型が決まっています。
- コーポレート・各種店舗などのサイト(1ページ完結)
- コーポレート・各種店舗などのサイト(復数ページ)
- メディアサイト(ブログ)
- ポートフォリオサイト(1ページ完結)
- ポートフォリオサイト(復数ページ)
ほとんどのサイトがこの5つに分けられるので、ぜひ参考にしてみてください。
コーポレート・各種店舗などのサイト(1ページ完結)
1ページで完結させるコーポレートサイトは、このような構成になっています。
- トップページ
企業概要
企業沿革
サービス紹介
お問い合わせ
採用情報
コーポレートサイト以外にも、飲食店のサイトなども1ページにまとめる場合には、上記のようになります。
■参考サイト
・株式会社VIC
・株式会社カマルド
・BEYOND BAR+
コーポレート・各種店舗などのサイト(復数ページ)
複数のページで完結させるコーポレートサイトは、このような構成になっています。
- トップページ
- 企業概要
- 企業沿革
- サービス紹介
- サービスA
- サービスB
- サービスC
- お問い合わせ
- 採用情報
これが、よくあるコーポレートサイトのイメージでしょう。
■参考サイト
・RAM Inc.
・株式会社LIG
・ファンズクリエイション
メディアサイト(ブログ)
ブログなどのメディアサイトの場合、このような構成になっています。
- トップページ
- カテゴリーA
- 記事A
- 記事B
- 記事C
- カテゴリーB
- 記事1
- 記事2
- 記事3
- カテゴリーA
トップページからカテゴリーページではなく、直接記事ページへリンクをしている場合がほとんどどですが、サイト設計的には上記のようになっている場合が多いと思います。
本サイトでも、上記のようなサイト設計を行っています。
ポートフォリオサイト(1ページ完結)のサイト構成
ポートフォリオサイトを1ページで完結させている場合には、このような構成になっています。
- トップページ
提供しているサービス
制作実績などの実績情報
お問い合わせ
多くの情報を掲載しない場合だと、このように1ページで完結させていることがほとんどです。
■参考サイト
・maima.me
・Lunam Et Stellas
ポートフォリオサイト(ページ分割)のサイト構成
複数のページで完結させるポートフォリオサイトは、このような構成になっています。
- トップページ
- プロフィール
- 提供しているサービス
- サービスA
- サービスB
- サービスC
- 制作実績などの実績情報
- 実績A
- 実績B
- 実績C
- お問い合わせ
自身のプロフィールや複数のサービス情報など、多くの情報を掲載している場合にはこのように複数ページでサイトを構成している場合があります。
■参考サイト
・GiveDesign Portfolio
・Miyashimo Studio
・UNDERLINE
よりわかりやすくすると、リンクを集中させるイメージです
サイト設計での構成をもうすこしわかりやすく説明すると、どのようなページを制作しどのようにリンクを貼って繋げていくか、というイメージです。
より詳しい設計方法については、次の項目でまとめています。
サイト設計の考え方
サイト設計の考え方について、まとめていきます。
具体的には、この3つを実施していきます。
- 必要な項目を洗い出し
- 項目をカテゴリー単位で整理
- カテゴリーごとにページ単位で整理
より詳しく解説します。
①必要な項目を洗い出し
まずは、必要な項目の洗い出しを行います。
必要な項目というのは、サイト内に掲載する情報のことを意味しています。
特に仕分けたりする必要はなく、掲載したい情報をまずは洗い出します。
この段階では、まだ順番や構成などを考える必要はありません。
同じような業種のサイトを参考にしていると、必要な項目や不要な項目、入れることで差別化できる項目が見えてくると思います。
項目の例としては、次のようなものがあげられます。
コーポレートサイトの場合
- 企業概要
- サービス紹介
- サービスA
- 企業沿革
- お問い合わせ
- サービスB
- サービスC
- 採用情報
メディアサイトの場合
- カテゴリーA
- 記事3
- 記事B
- 記事1
- カテゴリーB
- 記事C
- 記事2
- 記事A
ポートフォリオサイトの場合
- プロフィール
- サービスA
- 実績A
- 実績B
- サービスC
- 制作実績などの実績情報
- サービスB
- 実績C
- 提供しているサービス
- お問い合わせ
②項目をカテゴリー単位で整理
上の内容で洗い出した項目を、項目ごとにカテゴリー単位で整理していきます。
カテゴリー単位というのは、1つ1つの共通のグループでまとめていくという意味です。
コーポレートサイトの場合
■企業情報に関する内容
企業概要
企業沿革
■サービス情報に関する内容
サービス紹介
サービスA
サービスB
サービスC
■お問い合わせなどのフォームに関する内容
お問い合わせ
採用情報
メディアサイトの場合
■カテゴリーAに関する内容
カテゴリーA
記事A
記事B
記事C
■カテゴリーBに関する内容
カテゴリーB
記事1
記事2
記事3
ポートフォリオサイトの場合
■プロフィールに関する内容
プロフィール
■サービスに関する内容
提供しているサービス
サービスA
サービスB
サービスC
■実績に関する内容
制作実績などの実績情報
実績A
実績B
実績C
■お問い合わせなどのフォームに関する内容
お問い合わせ
③カテゴリーごとにページ単位で整理
あとは、これまでにまとめた内容をツリー状に整理していきます。
ここまでが終了すると、サイト設計は完了するので、あとはこの構成に沿ったサイトを制作していきます。
コーポレートサイト
メディアサイト
ポートフォリオサイト
サイト設計を失敗すると・・・
サイト設計を失敗してしまうと、記事やページを作成しても誰もアクセスできなくなってしまったり、読者の求めている情報とは違った内容を表示させてしまうことになります。
そうなってくると、読者にとっても検索エンジンにとってもいいことではありあません。
なので、サイトを作る段階でどのような情報を入れるのか、どのようなページが必要なのか、どのような構成にするのかをしっかり決めておきましょう。